九州南部 再び激しい雨のおそれ

여기를 클릭하면 영상의 자막을 확인할 수 있어요

活発な前線の影響で、西日本では断続的に激しい雨が降っています。九州南部の雨は小康状態となっていますが、２７日未明から再び激しい雨が降るおそれがあり、気象庁は引き続き土砂災害などに警戒するよう呼びかけています。





気象庁によりますと、西日本の日本海沿岸に延びる前線に向かって南から湿った空気が流れ込んでいるため、西日本と東日本の広い範囲で雨が降り、四国や中国地方では断続的に激しい雨が降っています。九州南部の雨は小康状態となっていますが、鹿児島県と徳島県、それに高知県では、これまでの雨で土砂災害の危険性が非常に高くなっている地域があります。前線は２７日にかけて停滞する見込みで、四国では２６日夜遅くにかけて、九州北部では２７日にかけて、局地的に雷や突風を伴い、１時間に４０ミリから７０ミリの非常に激しい雨が降るおそれがあります。九州南部でも２７日の明け方から朝にかけて再び大気の状態が不安定になり、局地的に激しい雨が降るおそれがあります。２７日夕方までに降る雨の量は、いずれも多いところで、九州北部で２００ミリ、九州南部と四国で１５０ミリ、東海と甲信で１２０ミリ、北陸で１００ミリと予想されています。気象庁は土砂災害や低い土地の浸水、川の増水に引き続き警戒するとともに、竜巻などの突風にも十分注意するよう呼びかけています。