新たな子育て制度の要綱決定

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子育て支援策について検討する政府の関係閣僚会議が開かれ、いわゆる幼保一元化について、幼稚園と保育所の機能を兼ねた「こども園」を平成２５年度をめどに創設するなどとした新たな子育て制度の要綱を決定しました。





会議には玄葉少子化担当大臣や長妻厚生労働大臣らが出席し、今後の幼児教育や保育サービスのあり方などをまとめた新たな子育て制度の要綱を決定しました。この中では、いわゆる幼保一元化について、平成２５年度をめどに幼稚園と保育所の機能を兼ねた「こども園」を創設し、その運営については、一定の質の確保を条件に株式会社やＮＰＯなどの参入を促進し、雇用の創出も図るとしています。また、子育て支援のための財源を一本化して市町村に一括交付し、地方の実情に合わせたサービスを提供することや、将来的に、子育て支援を担当する「子ども家庭省」の新設なども盛り込んでいます。会議では、こうした施策を実施するため、必要な法案を、早いものでは来年の通常国会に提出したいとしており、来週にも、すべての閣僚による会議で正式に決定することにしています。